【保育士さん向け】0歳児12月のおたより書き方&そのまま使える例文テンプレート

12月は、一年の締めくくりにふさわしい、子どもたちの笑顔があたたかく輝く季節です。

0歳児クラスのおたよりでは、寒さの中でも元気いっぱいに過ごす姿や、心も体も成長した一年の変化をやさしく伝えたいですよね。

この記事では、12月号のおたよりで使える書き方のコツや、保護者に喜ばれる文例をたっぷり紹介します。

そのまま使えるフルバージョン例文も掲載しているので、時間がないときでもすぐに使える内容になっています。

「読むだけで伝わる、やさしいおたより」を一緒につくっていきましょう。

12月のおたよりで伝えたい0歳児の成長テーマ

12月は、一年の締めくくりにふさわしい、子どもたちの成長を感じる季節です。

冷たい空気の中にも温かい笑顔があふれ、0歳児の子どもたちはそれぞれのペースで日々新しい一歩を踏み出しています。

ここでは、冬ならではの0歳児の成長の姿と、保護者に伝わる書き方のヒントを紹介します。

冬に見られる0歳児の発達と心の変化

12月の0歳児は、春に比べると心も体もぐんと大きく成長しています。

はいはいをしたり、つかまり立ちをしたりと、行動範囲が広がり、世界を探検するような姿が見られます。

また、「まんま」「だっこ」などの発語が増え、表情や声で気持ちを伝える場面も多くなります。

保育士の声かけや笑顔に反応してニコッと返すなど、人との関わりを楽しむ姿が印象的です。

発達の様子 おたよりでの表現例
つかまり立ちや歩行の始まり 「つかまり立ちをして笑顔を見せてくれる姿に、日々の成長を感じます。」
発語の芽生え 「保育士の声かけに嬉しそうに声を出して応えています。」
表情が豊かになる 「驚いたり笑ったりと、毎日いろいろな表情を見せてくれます。」

おたよりでは、子どもの“できるようになったこと”だけでなく、“気持ちの変化”を丁寧に描くと温かみが伝わります。

この時期ならではの可愛いしぐさや反応

12月は、子どもたちの「見て・触って・感じる」力が育つ時期です。

園庭で落ち葉を拾って眺めたり、光る飾りをじっと見つめたりと、季節を感じる姿がよく見られます。

おたよりに書くときは、そんな日常の一コマを短く切り取るように表現すると効果的です。

場面 文例
外あそび 「落ち葉を手に取り、カサカサと音を楽しんでいます。」
室内あそび 「布をふわりと揺らすと、目を輝かせて見つめています。」
保育士とのやりとり 「“いないいないばあ”をすると、満面の笑みで応えてくれます。」

“日常の何気ない瞬間”こそが、保護者にとって一番の成長報告です。

どんな小さな変化も、おたよりの中では大きな喜びとして表現しましょう。

「昨日より少しできたね」と見守る姿勢が伝わる文章が、保護者の心をあたためます。

園での過ごし方と活動アイデア

寒さが増す12月は、園での過ごし方にも少しずつ変化が出てくる時期です。

外あそびの時間が短くなる一方で、室内でじっくりと楽しむあそびが増えます。

ここでは、0歳児クラスにぴったりな冬の活動アイデアを紹介します。

寒い季節でも楽しめる室内あそび

冬は室内での過ごし方が中心になりますが、動きや感触を通して学べる遊びを取り入れると効果的です。

保育士との触れ合いや、素材を使ったあそびを通して、子どもたちの感情や感覚が豊かに育ちます。

あそびの種類 おたよりでの書き方例
感触あそび 「布や紙を手でにぎったり、ゆらしたりしながら感触を楽しんでいます。」
運動あそび 「巧技台を登ったり降りたりと、体を使ってあそぶ姿が見られます。」
音あそび 「鈴やカラカラと鳴るおもちゃを手にして、音の変化を楽しんでいます。」

ポイントは“できることを見せる”ではなく、“楽しんでいる姿”を描くこと。

おたよりを通して、園での穏やかで温かい時間を保護者が感じ取れるようにしましょう。

五感を育てる外あそびの工夫

寒い日でも、短時間の外あそびは子どもたちの五感を刺激します。

冷たい空気や冬の光、落ち葉の色や音など、自然の変化に気づく体験を大切にしましょう。

遊びの様子 文例
落ち葉あそび 「落ち葉を手に取り、“カサカサ”という音を楽しんでいます。」
お散歩 「ベビーカーで園の周りを散歩しながら、木の枝や雲の形を見上げています。」
風あそび 「冬の風を感じて、思わず目を細める可愛らしい表情を見せてくれます。」

おたよりでは、気候の話題を入れることで季節感が自然に出ます。

「空気が澄んで遠くの山が見えました」などの一文を添えるだけでも、ぐっと冬らしさが増します。

クリスマスなど冬の行事の楽しませ方

12月は、園内でも楽しい行事が盛りだくさんです。

0歳児クラスでは派手なイベントではなく、“雰囲気を感じる”ことが大切です。

行事 おたよりの文例
クリスマス 「小さなツリーのきらめきを見つめながら、手を伸ばして触れようとする姿が見られました。」
製作あそび 「シールを貼ったり、色紙をちぎったりと、指先を使って楽しんでいます。」
歌や手あそび 「“あわてんぼうのサンタクロース”の歌に合わせて、体をゆらしていました。」

季節の行事は“特別なこと”よりも、“いつもの中の小さな変化”として伝えるのがコツです。

保護者が子どもの表情を思い浮かべられる描写を心がけましょう。

おたよりに書くと喜ばれる内容のコツ

おたよりは、保育園と家庭をつなぐ大切なコミュニケーションツールです。

特に0歳児クラスでは、子どもたちの成長が目覚ましい分、保護者が「園でどんな時間を過ごしているのか」を知りたがっています。

ここでは、読んだ瞬間に保護者の心があたたかくなる書き方のコツを紹介します。

保護者が知りたい「園での今」の伝え方

おたよりの中で一番喜ばれるのは、子どもの“今”を感じられる言葉です。

発達の段階やできることの説明だけでなく、日常の中で見られる一瞬の表情や行動を具体的に伝えると心に響きます。

状況 おたよりの文例
活動の様子 「ボールを追いかけながら笑顔を見せ、転がる動きを楽しんでいます。」
人との関わり 「保育士と目が合うとニコッと笑い、自分から手を伸ばす姿が見られます。」
遊びの集中 「小さなブロックをじっと見つめ、指でつまもうと挑戦しています。」

“説明文”ではなく“情景描写”を意識すると、読む人の想像力が広がります。

安心感を与える言葉の選び方

おたよりを読む保護者の多くは、「わが子が園で安心して過ごせているか」を知りたいと思っています。

そのため、信頼や安心を感じる表現を意識して使うことが大切です。

伝えたい内容 おすすめの表現
安心して過ごしている様子 「保育士に抱かれてリラックスした表情を見せています。」
子どもの個性を尊重している姿勢 「一人ひとりのペースを大切にしながら関わっています。」
保育の信頼感を伝える言葉 「ゆったりとした時間の中で、安心して過ごせるよう心がけています。」

“できる・できない”ではなく、“安心・信頼・笑顔”のキーワードを中心に据えると好印象です。

文章に温かみを出す表現テクニック

同じ内容でも、言葉の選び方ひとつで印象が変わります。

冷たくならず、やわらかく包み込むような言葉を選ぶと、読後感がぐっとよくなります。

冷たい印象の文 温かみのある言い回し
「遊びの中で成長が見られました。」 「遊びを通して少しずつ新しいことに挑戦する姿が見られました。」
「離乳食が進んでいます。」 「食べることが楽しいと感じられるようになってきました。」
「外あそびを行いました。」 「冬の風を感じながら、外での時間を楽しみました。」

“です・ます”調でやさしく語りかけること、そして主語を子どもにすることが温かみの秘訣です。

保育士の目線で「嬉しそう」「楽しそう」と感じた瞬間を言葉にすると、読者の心にも笑顔が広がります。

12月号おたより文例(そのまま使える例文付き)

ここでは、実際にそのまま使える文例をたっぷり紹介します。

短いフレーズを組み合わせてもよし、最後に紹介するフルバージョン例文をまるごと使っても自然にまとまる構成になっています。

保護者に伝わる“ぬくもりのある言葉”を中心に選びました。

導入文の例:冬のあいさつと季節の情景

おたよりの始まりは、季節感のあるあいさつ文でやわらかくスタートしましょう。

長すぎず、読みやすいリズムを意識するのがポイントです。

トーン 文例
基本 「冷たい風に冬の訪れを感じる季節となりました。園庭の木々もすっかり葉を落とし、子どもたちは落ち葉を拾って季節の変化を楽しんでいます。」
やさしい印象 「柔らかな日差しの中にも冬の気配を感じるようになりました。手をつなぎながら散歩を楽しむ子どもたちの笑顔があたたかく心に残ります。」
年末らしさを出したいとき 「いよいよ一年の締めくくりの月となりました。寒さの中でも元気いっぱいに過ごす子どもたちの姿に、日々の成長を感じます。」

季節の情景+子どもの様子、この2つを組み合わせると、自然で温かい書き出しになります。

成長・活動・行事を伝える文例集

次に、おたよりの中盤で使える成長や活動の表現をまとめました。

「どんな遊びをしているか」「何を感じているか」を中心に描くと伝わりやすくなります。

テーマ 文例
成長の様子 「つかまり立ちやはいはいが上手になり、行動範囲が広がってきました。できることが増えるたびに嬉しそうに笑う姿が見られます。」
室内あそび 「布や紙を使った感触あそびを楽しんでいます。カサカサと音を立てたり、ふわりと舞う布を見つめたりしながら、五感をたっぷり使っています。」
外あそび 「冬の澄んだ空気の中で、落ち葉を拾ったり、風に舞う葉っぱを追いかけたりする姿が見られます。」
クリスマス製作 「指で絵の具をぺたぺたとつけたり、シールを貼ったりと、カラフルな作品づくりを楽しみました。お部屋も明るくなり、クリスマスの雰囲気が広がっています。」
手あそび・歌 「“いないいないばあ”や手あそび歌を保育士と一緒に楽しみながら、笑顔いっぱいに過ごしています。」

文例を組み合わせるときは、必ず“そのクラスの子どもの姿”に合わせて少しアレンジしましょう。

締めくくりの文例:感謝と新年への言葉

おたよりの最後は、保護者への感謝と新しい年へのあたたかなメッセージで締めくくると印象的です。

トーン 文例
基本 「今年も残りわずかとなりました。子どもたちはこの一年でたくさんの成長を見せてくれました。日々あたたかく見守ってくださる保護者の皆さまに感謝申し上げます。」
やさしくまとめたいとき 「寒い日が続きますが、体調に気をつけながら穏やかな年末をお過ごしください。来年も子どもたちの笑顔がたくさん見られる一年になりますように。」
簡潔にまとめたいとき 「今年一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。」

締めくくりの言葉は「感謝+前向きな希望」の形にすると、保護者に温かく届きます。

【フルバージョン例文】12月号おたより(0歳児クラス)

以下は、導入から締めくくりまでの流れが自然につながる“そのまま使える”フル例文です。

セクション 本文例
導入 「冷たい風に冬の訪れを感じる季節となりました。園庭では落ち葉が舞い、子どもたちは手に取って眺めたり、カサカサと音を立てたりしながら季節の変化を楽しんでいます。」
成長 「はいはいをしたり、つかまり立ちをしたりと、それぞれのペースで成長を見せてくれています。できることが増えるたびに“できた!”という表情を見せてくれる姿がとても愛らしいです。」
活動 「室内では布や紙を使った感触あそびを楽しんでいます。保育士と一緒に“いないいないばあ”をしながら笑い合う姿に、あたたかい時間が流れています。」
行事 「今月は小さなツリーを飾り、クリスマスの雰囲気を楽しんでいます。カラフルな飾りをじっと見つめたり、指で触れて感触を楽しんだりと、興味津々の子どもたちです。」
締め 「今年も残りわずかとなりました。この一年、たくさんの笑顔と成長に出会えたことに感謝しています。寒い日が続きますが、ご家庭でもあたたかな時間をお過ごしください。」

このフル例文は、園の実情に合わせて少し言葉を変えるだけで、すぐに使える完成度です。

文例は“伝える”よりも“感じてもらう”ことを意識すると、読後に心地よい余韻が残ります。

家庭とのつながりを深めるおたよりづくり

おたよりは、単なる連絡手段ではなく「園と家庭をつなぐ架け橋」です。

保護者が「わが子が園でどんな時間を過ごしているのか」を安心して感じられるように、読みやすく温かみのある工夫を取り入れましょう。

ここでは、家庭との信頼関係をさらに深めるための具体的なポイントを紹介します。

写真やイラストの効果的な使い方

文字だけでは伝わりにくい子どもたちの表情や雰囲気を補うのが、写真やイラストです。

園での活動風景を1〜2枚添えるだけで、おたより全体がぐっと明るく、親しみやすくなります。

要素 おすすめの使い方
活動写真 「遊びの様子」や「製作の過程」など、笑顔が自然に見える場面を1枚添える。
イラスト 季節のモチーフ(雪の結晶、ツリーなど)を見出しのそばに小さく配置。
構図 人物よりも“雰囲気”を伝える写真が好印象。背景や小物も意識すると温かみが増す。

子どもたちの表情がわかる“あたたかい一瞬”を切り取ると、文章以上に感情が伝わります。

保護者の反応を引き出す工夫

おたよりは「読んで終わり」ではなく、保護者が“思わず反応したくなる”内容にすることで、コミュニケーションが広がります。

保育士からの一方的な発信ではなく、“対話のきっかけ”になる言葉を入れるのがおすすめです。

表現の工夫 具体的な例
質問を添える 「ご家庭ではどんな遊びがお気に入りですか?」
一緒に感じる言葉 「おうちでも“できたね”と声をかけてあげてくださいね。」
共有を促す言葉 「最近のご家庭での様子も、ぜひ教えてくださいね。」

このようなフレーズを添えると、保護者が話しやすくなり、園とのやりとりが自然に増えていきます。

“伝えるおたより”から“つながるおたより”へ。それが信頼関係を深める第一歩です。

読みやすく伝わりやすいレイアウトの工夫

スマートフォンで読むことを前提に、おたよりのデザインや構成にも気を配りましょう。

短い文・適度な改行・見出しの活用で、読む負担を減らすことができます。

ポイント 具体的な方法
段落を短く 2〜3文で区切り、1段落をコンパクトにまとめる。
キーワードの強調 重要な言葉には太文字やマーカーを使って視覚的に目立たせる。
画像とのバランス 写真が多い場合は本文を短く、文章中心なら見出しでリズムを作る。

“読みやすさ”も立派な優しさのひとつです。

保護者が疲れた夜に読んでもほっとする、そんなおたよりを目指しましょう。

まとめ|「ぬくもり」と「感謝」を伝える12月のおたより

12月は、一年の終わりとともに、子どもたちの大きな成長を感じられる季節です。

おたよりを書くときは、1年間の思い出を振り返りながら、保護者と一緒に子どもの成長を喜び合う気持ちを込めましょう。

最後に、温かい印象で締めくくるためのポイントを整理します。

ポイント 意識したい書き方
成長の喜びを共有する 「この一年でたくさんの笑顔と成長に出会えました。」
保護者への感謝を伝える 「毎日のご協力と温かい見守りに、心より感謝いたします。」
新しい年への前向きな言葉で締める 「来年も子どもたちの笑顔がたくさん見られる一年になりますように。」

おたよりは「ありがとう」を伝えるための手紙でもあります。

保護者が読み終えたとき、自然と笑顔になれるような言葉を添えることで、温かい関係が続いていきます。

そして何より、日々の小さな変化を大切に感じ取ること。

その目線こそが、次の一年の保育にもつながる大切な一歩になります。

「ぬくもり」と「感謝」、この2つを忘れずに書けば、どんなおたよりも保護者の心に届きます。

寒さの中にも笑顔があふれるような、優しいおたよりを届けましょう。

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