対応できないメールの例文集|断っても信頼される丁寧な書き方【完全テンプレート付き】

ビジネスの現場では、どうしても「対応できない」と伝えなければならない場面があります。

しかし、断り方を間違えると相手を不快にさせたり、関係が悪化してしまうこともありますよね。

この記事では、そんな悩みを解消するために、相手に誠実さが伝わる「対応できないメール」の書き方と例文を徹底解説します。

件名から署名まで使えるフルテンプレートを豊富に掲載し、状況別にそのまま使える文面をまとめました。

断っても信頼を失わない「丁寧な断り方」をマスターすれば、どんな相手にも安心してメールを送ることができます。

今日からすぐ使える実践型ガイドとして、ぜひあなたのビジネスシーンでご活用ください。

  1. 対応できないメールとは?「断る」よりも「信頼を残す」文章術
    1. 「対応できない」メールが重要な理由
    2. 「断り」でも印象を良くする3つの基本マナー
  2. 対応できないメールを書くときの事前準備
    1. 相手の立場と目的を確認する
    2. 断る理由を明確にして社内方針を確認する
    3. トーンを「誠実×前向き」に整えるコツ
  3. 対応できないメールの書き方5ステップ+フル例文
    1. ① 件名の書き方(例文3種)
    2. ② 冒頭の感謝とお詫び(例文3種)
    3. ③ 理由を簡潔かつ誠実に述べる(例文3種)
    4. ④ 代替案・フォロー提案を入れる(例文2種)
    5. ⑤ フルバージョン例文【完成形テンプレート】
  4. シーン別「対応できないメール」フルテンプレート集【10選】
    1. ① 業務依頼をお断りするメール
    2. ② 営業提案を見送るメール
    3. ③ スケジュールが合わないときのメール
    4. ④ 予約対応が難しいときのメール
    5. ⑤ 商品在庫切れやサービス対応不可のメール
    6. ⑥ 社内ポリシー・規定による断りメール
    7. ⑦ 緊急依頼を断るメール
    8. ⑧ 値引き交渉を断るメール
    9. ⑨ サポート範囲外の問い合わせメール
    10. ⑩ 継続取引を見送るときのメール
  5. NG表現と改善例で学ぶ「失礼に聞こえない言い回し」
    1. 直接的すぎる断り方を避ける
    2. 理由を省略しない丁寧な伝え方
    3. 冷たい印象を与えない締め方
  6. 特別対応:状況別テンプレート【すぐ使える例文】
    1. ① 納期が厳しい緊急依頼を断る
    2. ② 価格交渉をやんわり断る
    3. ③ サポート範囲外の問い合わせに対応する
    4. ④ 他部署や他社を紹介して対応を促す
    5. ⑤ 長期的な保留・検討中を伝える
  7. 対応できないメールのフォローアップ術
    1. フォローのタイミングと文面のコツ
    2. 電話や再提案の活用法
  8. まとめ|「対応できないメール」は信頼構築の第一歩
    1. 断る=関係を終わらせることではない
    2. 本記事の例文を自社用にアレンジするコツ

対応できないメールとは?「断る」よりも「信頼を残す」文章術

「対応できない」というメールは、単なる拒否ではなく、相手に敬意を示す重要なコミュニケーションです。

この章では、対応できないメールをどう書けば、相手に不快感を与えず信頼を維持できるのかを解説します。

断りながらも「この人とはまたやり取りしたい」と思わせるメールの書き方を見ていきましょう。

「対応できない」メールが重要な理由

ビジネスでは、すべての依頼に応じることはできません。

しかし、断り方が雑だと、相手との関係が一瞬で悪化してしまいます。

そのため、メールでの断り方には「相手の気持ちに寄り添う配慮」が不可欠です。

断るときこそ、誠実さと感謝を伝えるチャンスなのです。

悪い例 良い例
申し訳ありませんが、対応できません。 誠に恐縮ですが、今回は対応が難しい状況です。
できません。 大変恐縮ですが、今回は見送らせていただきます。

たった一言の違いでも、受け取る印象がまるで変わります。

「できません」よりも、「難しい状況です」「見送らせていただきます」と言い換えることで、柔らかい印象になります。

「断り」でも印象を良くする3つの基本マナー

断るメールで印象を良く保つには、以下の3つのマナーを意識しましょう。

ポイント 説明
1. 感謝を先に伝える 相手の提案や依頼に対して、まず感謝を述べましょう。
2. お詫びを添える 「お受けできず申し訳ございません」と一言入れるだけで誠実さが伝わります。
3. 前向きな締めで終える 「今後ともよろしくお願いいたします」など、関係を継続させる言葉を加えましょう。

断る=関係を切る、ではありません。

むしろ、適切な断り方をすれば「この人は信頼できる」と評価されます。

つまり、対応できないメールは、あなたの信頼度を高める大切なツールなのです。

丁寧に断る力は、社会人の基礎スキルであり、信頼構築の第一歩です。

対応できないメールを書くときの事前準備

対応できないメールをスムーズに書くためには、本文を書く前の準備がとても大切です。

いきなり断り文を打ち始めると、相手の意図を誤解したり、社内方針と食い違う内容を送ってしまうこともあります。

ここでは、失礼にならずに断るための3つの準備ステップを紹介します。

相手の立場と目的を確認する

まず確認したいのは、「相手が何を求めているのか」という点です。

依頼の背景や目的を理解しないまま断ると、「対応できない理由が伝わらない」と誤解される可能性があります。

相手が取引先なのか、社内の上司・同僚なのかによっても、言葉遣いやトーンを変える必要があります。

相手のタイプ メールトーンのポイント
取引先・顧客 丁寧さと誠実さを重視。「申し訳ございません」を必ず添える。
社内上司・他部署 経緯を簡潔に説明し、代替案を示す。
同僚や部下 フランクすぎず、協力できる範囲を明確に伝える。

相手の立場を把握して言葉を選ぶことが、信頼されるメールの第一歩です。

断る理由を明確にして社内方針を確認する

断る理由をはっきり整理することも重要です。

理由が曖昧だと、相手が納得できず、再度依頼が来る可能性もあります。

ただし、内部事情を詳しく説明する必要はありません。あくまで「ビジネス上の理由」として伝えます。

NG表現 おすすめの表現
忙しいので対応できません。 現在、社内のスケジュールの都合により対応が難しい状況です。
方針で無理です。 社内方針により、今回は見送らせていただくこととなりました。

また、対応を断る内容によっては、上司や関係部署の確認が必要になることもあります。

個人判断で返信せず、社内共有をしてから送信することが大切です。

トーンを「誠実×前向き」に整えるコツ

メール本文を書くときは、冷たい印象を与えないようトーンを整えることが重要です。

「対応できない」こと自体は変えられませんが、書き方ひとつで印象は大きく変わります。

冷たい印象 誠実で前向きな印象
できません。 恐縮ですが、今回は対応が難しい状況です。
無理です。 誠に申し訳ありませんが、今回は見送らせていただきます。

このように、表現を少し工夫するだけで柔らかさが増します。

断るときほど、前向きで落ち着いたトーンを心がけることが信頼を守る鍵です。

対応できないメールの書き方5ステップ+フル例文

対応できないメールは、感情的にならず冷静に、そして構成を意識して書くことが大切です。

ここでは、誰でもすぐ実践できる5つのステップと、それを踏まえたフルバージョンの例文を紹介します。

テンプレートとしてそのまま使える完成形メールも掲載しているので、必要に応じてコピー&アレンジしてください。

① 件名の書き方(例文3種)

件名は「断りの内容」が一目で分かるように、具体的かつ丁寧に書きましょう。

相手が開封前に内容を理解できるようにすることで、誤解や不安を防ぎます。

ケース 件名例
業務依頼を断る 【お詫び】〇〇業務ご依頼の件について
提案を見送る 【ご連絡】新規取引のご提案について
予約や予定の調整 【お知らせ】〇月〇日ご予約の件について

「対応できません」などの直接的な言葉を件名に使うのは避けましょう。

丁寧な件名は、本文全体の印象を左右します。

② 冒頭の感謝とお詫び(例文3種)

メールの最初に「感謝→お詫び」の順で書くのが基本です。

このワンクッションで、相手の気持ちを和らげることができます。

シーン 冒頭の例文
取引先に対して この度はご依頼をいただき、誠にありがとうございます。誠に恐縮ですが、今回は対応が難しい状況でございます。
社内の上司・他部署へ ご相談いただきありがとうございます。大変申し訳ありませんが、現在の業務状況により対応が難しい状況です。
お客様への返信 お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。心苦しいのですが、今回はご希望に沿うことができません。

③ 理由を簡潔かつ誠実に述べる(例文3種)

理由は「短く・客観的に・誠実に」伝えるのがポイントです。

長すぎる説明は言い訳に聞こえるため、2文以内を目安にまとめましょう。

NG表現 改善例
忙しいので無理です。 現在、他案件の進行によりスケジュールが調整できない状況です。
方針でできません。 社内方針により、今回は見送らせていただくこととなりました。
興味がありません。 慎重に検討しましたが、現時点では導入を見送る判断となりました。

理由は「説明」ではなく「理解してもらうための情報共有」と考えると自然になります。

④ 代替案・フォロー提案を入れる(例文2種)

断るだけで終わると関係が途切れてしまうため、可能であれば代替案やフォローの一言を添えましょう。

シーン 提案例
スケジュールの都合 別日程でのご調整が可能でしたら、改めてご相談させていただけますと幸いです。
提案の見送り 今後の案件でお力添えをお願いできる機会がありましたら、ぜひご連絡いたします。

代替案は「再チャンス」を作る大切なフレーズです。

無理に提案が難しい場合でも、「今後ともよろしくお願いいたします」と締めるだけで印象が変わります。

⑤ フルバージョン例文【完成形テンプレート】

これまでの要素をすべて盛り込んだ「対応できないメールの完成形」を紹介します。

どんなビジネスシーンでも使える、ベーシックで丁寧な構成です。

件名:【お詫び】〇〇ご依頼の件について

〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

この度は〇〇の件でご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
誠に恐縮ではございますが、現在のスケジュール状況により、今回は対応が難しい状況でございます。

ご期待に沿えず心苦しい限りですが、別日程でご調整いただける場合は、改めてご相談させていただけますと幸いです。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社□□
担当:◇◇
TEL:03-XXXX-XXXX
Mail:xxxx@xxxx.com

このテンプレートをベースに、あなたの業務内容や相手の立場に合わせて調整すれば、どんな断りメールも安心して送れます。

シーン別「対応できないメール」フルテンプレート集【10選】

この章では、実際のビジネス現場でよくある「対応できない」シーンを10パターンに分けて紹介します。

どのテンプレートも、件名から署名までそのまま使えるフルバージョン形式です。

自分の業務内容や立場に合わせて置き換えるだけで即実践できます。

① 業務依頼をお断りするメール

件名:【お詫び】〇〇業務ご依頼の件について

〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

この度は貴重なご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
誠に恐縮ではございますが、現在のリソース状況により、今回は対応が難しい状況でございます。

今後お役に立てる機会がございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

株式会社□□
◇◇
電話:03-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.com

② 営業提案を見送るメール

件名:【お礼とご連絡】新規取引ご提案について

△△株式会社
□□様

平素よりお世話になっております。株式会社〇〇の◇◇でございます。

先日はご提案を賜り、誠にありがとうございました。
社内で慎重に検討を進めましたが、現時点では導入を見送る判断となりました。

ご尽力いただきましたにも関わらず、ご期待に沿えず申し訳ございません。
今後、別の機会がございましたら、ぜひご提案を賜れますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社〇〇
◇◇

③ スケジュールが合わないときのメール

件名:【ご連絡】〇月〇日の日程について

〇〇様

いつもありがとうございます。株式会社〇〇の◇◇です。

ご提案いただいた〇月〇日の件につきまして、別案件の予定が重なっており、対応が難しい状況です。

誠に恐縮ですが、翌週以降のご調整は可能でしょうか。
ご都合をお知らせいただけますと幸いです。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
◇◇

④ 予約対応が難しいときのメール

件名:【お詫び】〇月〇日ご予約の件について

〇〇様

この度はご予約いただき、誠にありがとうございます。〇〇店の◇◇でございます。

ご希望いただいた日時につきまして、すでに他のお客様のご予約が入っており、対応が難しい状況でございます。

代替として、翌週同時間または別コースのご案内が可能です。
ご都合のよい日時をお知らせいただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

〇〇店
◇◇

⑤ 商品在庫切れやサービス対応不可のメール

件名:【ご連絡】〇〇商品のお問い合わせについて

□□様

平素よりご利用いただき誠にありがとうございます。〇〇ショップの◇◇です。

お問い合わせいただいた〇〇商品ですが、現在在庫がなく、対応が難しい状況でございます。

類似商品として△△をご案内しておりますので、ぜひご検討ください。

ご希望などございましたらお気軽にお知らせください。

〇〇ショップ
◇◇

⑥ 社内ポリシー・規定による断りメール

件名:【ご連絡】〇〇ご依頼の件について

△△様

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の◇◇です。

この度はご依頼いただきありがとうございます。
誠に恐縮ですが、社内ポリシーにより、外部委託を伴う業務はお受けしておりません。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今後お役に立てる機会がございましたら、ぜひお声がけください。

株式会社〇〇
◇◇

⑦ 緊急依頼を断るメール

件名:【至急】〇〇のご依頼について

〇〇株式会社
△△様

いつも大変お世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

ご依頼いただきました〇〇につきまして、誠に恐縮ですが、納期の関係上今回は対応が難しい状況です。

代替日程として〇月〇日以降であれば調整可能です。ご検討いただけますと幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社□□
◇◇

⑧ 値引き交渉を断るメール

件名:【ご連絡】お見積もり価格について

△△株式会社
□□様

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の◇◇です。

この度はお見積もりに関するご相談をいただき、誠にありがとうございます。
現在ご提示の価格は、既に特別価格としてご案内しており、これ以上の調整が難しい状況でございます。

今後、複数案件でのご発注を検討いただける場合は、別途ご相談させていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
◇◇

⑨ サポート範囲外の問い合わせメール

件名:【ご案内】〇〇に関するお問い合わせについて

□□様

いつもお世話になっております。〇〇サポートセンターの◇◇です。

お問い合わせいただいた内容ですが、現在のサポート範囲外のため、対応が難しい状況です。

お手数ですが、メーカーサポートへ直接ご連絡をお願いいたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

〇〇サポートセンター
◇◇

⑩ 継続取引を見送るときのメール

件名:【ご連絡】お取引継続に関する件

△△株式会社
□□様

平素より大変お世話になっております。株式会社〇〇の◇◇でございます。

この度は今期の継続取引についてご相談をいただき、誠にありがとうございます。
慎重に検討を進めました結果、現時点では見送らせていただくこととなりました。

ご期待に沿えず恐縮ですが、今後の別案件にてお力添えをお願いできればと存じます。

何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

株式会社〇〇
◇◇

どのテンプレートも、相手への敬意と感謝を軸にした構成になっています。

自分の立場や業界に合わせて文面を少し調整するだけで、どんな状況にも対応できます。

NG表現と改善例で学ぶ「失礼に聞こえない言い回し」

どんなに誠実な意図で書いても、言葉の選び方ひとつで「冷たい」「上から目線」と感じられてしまうことがあります。

この章では、対応できないメールでありがちなNG表現と、それを印象よく言い換える方法を紹介します。

「断る=不快にさせる」ではなく、「断りながらも信頼を残す」文章へ変えるコツを掴みましょう。

直接的すぎる断り方を避ける

短く言い切るとスッキリ見えますが、受け取る側には「突き放された印象」を与えます。

少し柔らかい表現に変えるだけで、印象は大きく変わります。

NG表現 改善例
対応できません。 誠に申し訳ございませんが、今回は対応が難しい状況です。
無理です。 恐縮ですが、今回は見送らせていただきます。
できませんので、ご了承ください。 恐れ入りますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

断定を避け、ワンクッション置くことで「柔らかさ」と「誠実さ」を両立できます。

特に「無理」「できません」「ご了承ください」などの直接的な言葉は、避けたほうが無難です。

理由を省略しない丁寧な伝え方

理由を全く書かないと、「なぜ?」と相手が不安になります。

一方で、詳細な内部事情を書くのもNGです。要点だけを伝えるバランスが大切です。

NG表現 改善例
今回は見送ります。 現在のスケジュール状況を踏まえ、今回は見送らせていただくこととなりました。
今は難しいです。 現在進行中の案件の関係で、即時の対応が難しい状況です。
社内の判断で無理でした。 社内方針により、今回はお受けできない運びとなりました。

理由+クッション表現の組み合わせが、最も信頼される書き方です。

「何のために断るのか」を丁寧に伝えることが、誠実な対応の証になります。

冷たい印象を与えない締め方

メールの締めくくりは、相手が最後に読む部分です。

ここをそっけなく終えると、全体の印象まで悪くなってしまいます。

NG表現 改善例
以上です。 ご迷惑をおかけし申し訳ございません。ご理解のほどお願いいたします。
よろしく。 引き続きよろしくお願いいたします。
また機会があれば。 今後お力添えできる機会がございましたら、ぜひお知らせください。

メールの最後ほど、「感謝」と「前向きさ」を忘れないことが大切です。

この一文があるかないかで、相手の印象は大きく変わります。

断る文面でも「丁寧さ」「温かさ」「前向きさ」を意識すれば、信頼は必ず残ります。

特別対応:状況別テンプレート【すぐ使える例文】

ここでは、よくあるけれど対応に悩む「特別なシーン」でのメールテンプレートを紹介します。

短時間で返信したいときや、柔らかく断りたいときなど、使い分けやすい構成にしています。

そのまま使えるシンプルテンプレートとして、すぐに実務に活かせます。

① 納期が厳しい緊急依頼を断る

件名:【至急】〇〇のご依頼について

〇〇株式会社
△△様

いつも大変お世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

この度はご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
誠に恐縮ですが、現在の納期スケジュールの都合上、今回は対応が難しい状況でございます。

〇月〇日以降であれば調整可能ですので、ご検討いただけますと幸いです。

ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどお願いいたします。

株式会社□□
◇◇

② 価格交渉をやんわり断る

件名:【ご連絡】お見積もり価格について

△△株式会社
□□様

平素よりお世話になっております。株式会社〇〇の◇◇でございます。

この度はお見積もりに関してご相談を賜り、誠にありがとうございます。
誠に恐縮ではございますが、現在の価格は既に特別条件でのご提示となっており、これ以上の調整が難しい状況です。

今後、複数案件でのご発注などございましたら、別途ご相談させていただければ幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
◇◇

③ サポート範囲外の問い合わせに対応する

件名:【ご案内】〇〇に関するお問い合わせについて

□□様

いつもお世話になっております。〇〇サポートセンターの◇◇です。

お問い合わせいただいた内容ですが、恐れ入りますが、現在のサポート範囲外のため対応が難しい状況です。

お手数をおかけしますが、メーカーの〇〇窓口にて詳細をご確認いただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

〇〇サポートセンター
◇◇

④ 他部署や他社を紹介して対応を促す

件名:【ご案内】〇〇の件について

〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

この度の件につきましては、弊社の担当範囲外となるため、〇〇部署(担当:▲▲)をご紹介いたします。

下記連絡先に直接ご相談いただければ、スムーズにご案内が可能です。

今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社□□
◇◇

⑤ 長期的な保留・検討中を伝える

件名:【ご連絡】〇〇案件の進行状況について

△△株式会社
□□様

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の◇◇でございます。

ご提案いただいた件につきまして、現在社内で慎重に検討を進めております。
誠に恐縮ですが、決定までお時間をいただく可能性がございます。

進捗があり次第、改めてご連絡申し上げますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

株式会社〇〇
◇◇

短くても「感謝+お詫び+前向きな一言」をセットにするのが、どんな断りメールでも好印象を与える基本構成です。

対応できないメールのフォローアップ術

「対応できない」と伝えたあと、そのまま放置していませんか。

実は、断った後のフォローこそが、信頼を取り戻す最大のチャンスです。

ここでは、断った後にどんなフォローをすれば印象が良くなるのか、タイミングや文面のコツを紹介します。

フォローのタイミングと文面のコツ

フォローメールを送るタイミングは、断りの連絡から3日〜1週間以内が理想です。

期間を空けすぎると印象が薄れ、早すぎるとしつこく感じられることがあります。

タイミング フォロー内容
断って3日後 「ご依頼の件、その後いかがでしょうか」と軽い確認を入れる。
断って1週間後 「別のご提案として〇〇を検討いただければ幸いです」と代替提案を添える。

フォローの際は「ご迷惑をおかけした」という姿勢を持ちつつも、重たくなりすぎない文面に整えます。

フォローメール例文
件名:【ご確認】先日のご依頼について

〇〇株式会社
△△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の◇◇でございます。

先日は〇〇の件でご連絡を差し上げ、誠にありがとうございました。
その後のご状況はいかがでしょうか。

弊社では今後、類似の案件でサポート可能な体制を整えております。
お手伝いできることがございましたら、ぜひお知らせください。

引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社□□
◇◇

フォローでは“再提案”を意識すると、断りメールを前向きな印象に変えられます。

電話や再提案の活用法

メールだけでフォローしづらい場合は、電話で軽く声をかけるのも効果的です。

ただし、相手の都合を考慮し、短く要点を伝えるようにしましょう。

電話フォロー時の会話例
「先日メールでお伝えしました件ですが、今後のサポートについて一度ご相談させていただければと思いましてご連絡いたしました。」

このように、断ったあとでも“関係を続ける姿勢”を見せることで、相手に安心感を与えられます。

断ったあとも一言フォローすることで、「丁寧な人」という印象を残し、次のチャンスにつながります。

まとめ|「対応できないメール」は信頼構築の第一歩

対応できないメールは、単に「断るための手段」ではありません。

むしろ、相手に誠実さや責任感を伝え、信頼関係を深めるきっかけになります。

ここまで紹介したポイントを押さえれば、どんな状況でも安心して対応できるようになります。

断る=関係を終わらせることではない

「断る」という行為はネガティブに思われがちですが、実際はそうではありません。

感謝・お詫び・理由・代替案・前向きな締めの5つを揃えることで、相手に誠実な印象を残すことができます。

断ること自体ではなく、“どう断るか”が信頼を決めると覚えておきましょう。

悪い断り方 良い断り方
無理です。 恐縮ですが、今回は対応が難しい状況です。
できません。 誠に申し訳ございませんが、今回は見送らせていただきます。

言い方ひとつで印象が変わるため、常に「相手がどう感じるか」を意識することが大切です。

本記事の例文を自社用にアレンジするコツ

本記事のテンプレートは汎用的に使えるよう設計していますが、業種や相手との関係性に合わせて微調整することで、さらに自然な文章になります。

例えば以下のようにアレンジしてみましょう。

状況 アレンジ例
社内メール 「お忙しいところ恐縮ですが」「ご確認のほどよろしくお願いいたします」を入れて柔らかく。
取引先メール 「いつもご協力ありがとうございます」「今後ともよろしくお願いいたします」で関係維持を強調。
顧客対応 「ご利用ありがとうございます」「お力になれず恐縮ですが」で誠実さを伝える。

「対応できない」ときほど、丁寧な対応をすることが信頼を築く最短ルートです。

一通のメールが、あなたの印象を決めると言っても過言ではありません。

今日から本記事のテンプレートを活用し、「断り上手」なビジネスパーソンを目指しましょう。

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